すべてはプライベート・オピニオン

主に小説や漫画やアニメや映画についての覚書を不定期で放り投げます。基本ネタバレ注意。

BANANA FISH #5

漫画作品「BANANA FISH」(吉田秋生小学館)の5巻読了後覚書です。

※以下、5巻までの内容のネタバレを含みます。

 

 

■あらすじ(Amazon商品ページより引用)
バナナフィッシュが薬物の名前であり、それを使った陰謀が進行中であることを知ったアッシュたち。しかし、ディノ・ゴルツィネはすでに手を打っていた。マックスの別れた妻ジェシカと息子のマイケルが襲撃されたのだ。アッシュはショーターに英二たちをまかせてマックスとともに救出に向かう。だがそれこそが敵の狙いだった。ディノはチャイニーズマフィアの李(リー)一族と手を結んでいた。そして中国人のショーターはアッシュを裏切ることを強要されていたのだ。李月龍(ユエルン)に自由を奪われ、ディノのもとへと連れさられる英二。企みに気づいたアッシュたちがあわてて戻ってきた時には…!?

■あらすじ(コミック6巻冒頭掲載のあらすじより引用)
(略)アッシュたちは、バナナフィッシュに関係があると思われるドースン博士の家へ行き、そこでバナナフィッシュのすべてを聞き出した。バナナフィッシュとは70年代の初期に3人の学生が作り出した幻覚剤で、今やマフィアや軍をも巻きこむ悪魔の薬だった。ディノはチャイニーズ・マフィアの李一族と手を結び、アッシュの仲間のショーターをあやつり、アッシュたちを捕らえ、N・Yに送りこんだ。ショーターは、バナナフィッシュの実験台にされ、アッシュの信頼する英二を殺すように暗示をうける。一方、アッシュたちはディノの晩餐会に招待され、その後処刑室に連れていかれる。そこで、ショーターたちと再会したアッシュだが、英二をみたショーターはバナナフィッシュの発作を起こし……!!

 

読後直後大枠感想

1にショーター、2にショーター、3・4が無くて、5にショーターって感じの巻だった。食い込むとしたらゴルツィネさん主催の晩餐シーンかな。展開的にも納得の形でアッシュがいよいよ美麗化したし。
ショーターという男のかっこよさ、アッシュとショーターの相互の信頼関係が、この巻の随所にあらわれててそれがたまらないんだけど、だからこそもうショーターの行く末がお先真っ暗状態なのが口惜しい。次の巻怖い。
あと他には、ラスト、処刑場で英二の顔を見た瞬間のアッシュがもう予想外にめちゃくちゃ嬉しそうな笑顔だったのがまだふわっとしてて消化しきれてないかな。ドースン邸での足手まといだから帰れ云々の英二との会話で、アッシュの英二に対する感情は一段階変わったとは思うんだけど、そこからまもなく英二がさらわれて、それを追いかけた結果ひとまずは彼がまだ無事だとわかった瞬間の顔として、「あれ、アッシュの英二に対する感情ってここまで深くなっていたんだ?」というのが素直な第一印象。まるでグリフを前にしたときのような率直な親しみを感じた。この作品はひとつには「アッシュと英二という二人の青年の魂の絆を描くもの」、という紹介をされていた点、英二→アッシュの方はまだはっきりしていないけれど、少なくともアッシュ→英二の方向では、5巻でのこの顔はもうすでに、誰かに自分の魂、心の一部を預けるという道に足を踏み込んでるのかなと思う。だって同じく大事な仲間である親友のショーターが連れられてきたときと表情の種類が違うもの。なんならこっちの方が付き合い長い分関係は深いだろうに。アッシュ→英二はやっぱり彼の中で4巻のあの会話が大きかったのかなー。いや今後の展開をみないとあの1コマだけじゃまだわからないけど!

 

読みながらメモした細切れ

・「慰謝料よこせって言うんじゃねーの?」のコマのアッシュ妙に猫っぽくてかわいい。奥の英二もなんかペコちゃんみたいな目をしていてかわいい。
・前巻からの続きで、マックスへの電話、ジェシカからと思いきやという展開。典型的な悪役だなあ。
・マイケルだけは助けて
・女房と子供の命が惜しかったらアッシュ・リンクスを連れてこい
・夫であり父親である男としてこれはもうどうしようもない弱みだね……。
・なんかこの巻からいよいよアッシュ美麗化が始まるのかっていう片鱗がある。なんかアッシュめっちゃかっこよくない? あとやっぱりタンクトップめちゃくちゃ似合うね!
・伊部さんたちを残してアッシュとマックスでジェシカ達のもとへ。
・「これはオレの専門だ 従ってもらうぜ伊部さんよ」「……!」
・ここの三点リーダの伊部さんやけに意味深なコマなんだけど、どういう演出なんだろう? 伊部さんのここでの心境はどんなもの? 英二より年下の少年の気迫というか凄みにはっとしてる感じ?
・どうも様子がおかしい 手薄にさせて俺たちの輪の一番弱いところをつくつもりなら二人が危ない ショーターは残って二人を守ってくれ
・「頼んだぜ!」
・アッシュ流石の思慮深さなんだけど今度ばかりは裏目! ショーターつらいなあ…
・「ちくしょう… ぶっ殺してやる …ちくしょう…」 マックス…
・アッシュとマックス、到着するもすでに警察が。
・マックスここ、まさかもう死んでる?と思って肝が冷えたのかな
ジェシカとマイケルふたりとも無事! アッシュ達をおびき出して分断させることだけが目的だったからもうあの男達はとっとととんずらしたってことかな?
・「マイケルちょっとこっちへおいで パパとママはお話があるんだってさ」
・マイケルを預かるアッシュいいなー!!めっちゃ優しい顔をしている!おにいちゃん! マックスがなにも言わないうちから自然にってのがさー利発さのあらわれ。
・やっぱり性暴行を受けてしまっていたか……悔しさに涙するジェシ
・マイケルとアッシュいいなー。アッシュがほんとにいいおにいちゃんで……アッシュに対するグリフもこんな感じだったのかなあ。そりゃアッシュも大好きになるよなあそんなお兄ちゃん……
ジョージ弁護士が警察に通報
・男達は東洋系だった→え? チャイニーズ・マフィアの裏切りに気付くアッシュ
・霊邪茶 ググっても出てこない!笑
・一服盛られて倒れる伊部さん
・鍼?で生き人形にされる英二 何も見えず何も聞こえず指一本動かせない
・このコマの英二いやらしすぎないか? だいじょうぶか?
・伊部さんは見えるし聞こえるけど口や体は動かせないと。えぐすぎる。どんな薬!?
・チャイナ・タウンはあんたたちに肩入れするわけにはいかなくなった 英二はもらっていく
・返して欲しかったらアッシュとマックス二人だけで李大龍の元へ来い(伊部さんは?笑)
・さもなければこの少年はディノ・ゴルツィネの悪趣味のえじきだ
・帰ってくるときは生命どころか人間の姿をしていないだろうって、ゴルツィネさん一体どんなどえらい趣味してるんすか。
・「伊部さんすまねえ… オレをうらんでくれてかまわねえ…オレは裏切り者だ」「だけど約束するよ…これだけは信じてくれ オレは必ず英二を守る…オレの命にかえてこいつには指1本ふれさせねえ」
・「誓って約束する ぜったいこいつのそばを離れねえ」
・ショーターあああああ
・月龍たちは空港へ 専用機で東海岸までひとっ飛び
・月龍は6つの頃から数万種の薬草・毒薬などの知識を叩き込まれてる わー中国っぽーい(ステレオタイプ)
・「わかっているさ…ずっと以前から」 ここの月龍はなんかごく幼いころから闇社会で生きてきたものの諦観みたいなものが感じられる。そういうキャラ造形なのかな?
・伊部さーん!
・急いでドースン家へ戻るアッシュとマックス
・「オレは今でもおまえを愛してる 必ず戻ってくる―――だからマイケルを頼むぞ!」
・このジェシカ置いて戻るのもつらかろうに…マックスうううう
「ユーシス…あのドちくしょうめ!!」 このアッシュなんかセリフも表情もものすごく好き。
・「…しかしそうだとしても…なんとかショーターが食いとめていてくれればいいんだが…」「……」
・あー…アッシュはもうショーターのこと勘づいてるんだね…流石親友…
・アッシュたちが駆け付けた時には薬切れかけの伊部さんだけ。時すでに遅し。
・「――ごくろうだったユーシス ――相変わらず美しいな 我が弟ながら心騒がせられる」 え、なにこの兄ちゃん気持ち悪いんですけど
・華龍と月龍はなんか険悪っぽい
・ショーターはほんとにぴったり英二のそば
・オーサー登場。なんだかお久しぶり
・チンピラ→マフィアのイヌ
・「だからみんなはアッシュを選んだ きさまよりもな!」
・ショーターあああああ
・「銃の腕より何よりヤツにはおまえがたばになってかかってもかなわないもんがある」「おまえは永遠にアッシュには勝てん! いつかそのことを身をもって知ることになるだろうぜ!」
・ショーターがこんなにいい親友だなんて アッシュがこんなにすばらしい親友を持っているなんて だからこそショーターに立ってるフラグが怖くてしょうがないです
・「アッシュが知ったらさぞ苦しむだろう―――自分のために巻きぞえをくって生命の恩人が昔の自分と同じ地獄に堕ちるんだからな」「そうなった時オレがヤツに勝てないかどうかとくと見てもらおうじゃあないか」
・オーサーからアッシュにもうばしばしビンビンにこれでもかとどでかい矢印が向いてて、このセリフ大変においしい。というかオーサーはアッシュの過去知ってるんだ。
・ゴルツィネが英二をコレクションにっていうのもゴルツィネ的に、オーサー同様アッシュへの嫌がらせが主旨っぽそう。
・ショーター 引き離すならこいつの喉を切って自分もあとを追う ひとりじゃいかせられない
・ショーターああああああ(もう何度目だ)
・華龍のとりなしで一旦英二の引き渡しは保留 「今だけはね」
・「…どうした? おまえともあろうものがずいぶん感情的だな」 髪を触るんじゃないよ髪を。というか今のところ華龍の前で月龍が感情的になったとこなんてあった?
・この兄さんやけに月龍を見る目が気持ち悪いので、月龍にもアッシュの過去と似たようなあれそれがあるの?って思ったけどなんかこのあからさまな侮蔑というか見下しの仕方的に、実際に手までは出されてない感はある。最後まで「達成」してたら逆にこんな露骨にはならないような気が。
・情報はすべて頭の中にある 王龍兄さんに直接伝える
・「おまえはますます似てくるな――父を狂わせたあの女に 父がおまえを溺愛したのもムリはない」「あの女が死んだときオレはまだ15だったが 今のおまえに生き写しだ…美しい女だったな」
・「ぼくもよくおぼえていますよ まだ6つだったけれど 両の目から涙を 胸から血を流していた」
・「…うらんでいるのか」「もうすんだことです 10年もまえのことです」
・月龍の過去の一部があきらかに。あーこれは側室?愛人?の母絡みで一族に恨みがある感じー。これだけみると月龍のちに仲間になるフラグのようにも見えるけどショーターがどうなるかによるだろうなあ
・まだ15ってことは華龍兄さん、月龍の母親の死に直接関係まではしてなさそうで、「うらんでいるのか」の表情もなんか100%ゲスって感じでもなくて微妙なところだけどまあデリカシーは皆無だね! 自ら地雷をぶち抜いていくスタイル的にたぶん後々月龍に殺されて死にそう。
・伊部さんからアッシュに伝言が伝えられる
・「…あいつを責めることはできない… あいつも中国人なんだ…連中にはオレたちの考えも及ばない掟がある あいつだって苦しかったに違いない… オレがもう少し…そのへんに気をつけていれば…」「N・Yには彼の姉もいる」
・別に心配はしてなかったけど、アッシュがショーターを一切責めてないどころか彼を思いやってやれる子でほんとによかった。安心した。アッシュからショーターへの信頼の厚さがうかがえる。ほんとにいい親友だよ…ほんとショーターいい感じにおさまってくれ…またふたりでいい親友やってくれ…
・「どうやら敵はふたりに増えたようだな 王龍―――許せねえ!あのタヌキめ!!」
・英二とショーターふたり分で怒りも倍増。敵はタコとタヌキ!
・唐突だけど、やっぱりアッシュのタンクトップいいな。
・ソファーのうしろからアレクシス・ドースン博士登場
・大佐 上院議員 ゴルツィネ 越後屋おぬしも悪よのう的な会談
・ドースン博士が現れたこと、ゴルツィネ側には筒抜け
・「バナナフィッシュ」はすでに完成した模様 あとは実地の試験だけ 1巻での度重なる自殺事件は試作品の人体実験によるもののよう。
・「実験の被験者についてもすでに選出しております」→英二とショーターのコマ→ショーターのアップ ってもうほんと嫌な予感しかしない
・「英二――許してくれ ――オレは… 自分のしたことをこれほどくやんだことはねえ… だけどな…もしあのじじいがおまえに…妙なまねをしたらオレは―――」「そんなことになるまえに必ずオレが…この手で殺してやるから…ぜったい苦しませたりしないからな…おまえが何が起こったかわからないうちに死なせてやるから…」
・その是非はともかくとして、涙を流してこんな決意まで己に課してしまうショーターの誠実さがほんとに好きだし、ここまでの追い込まれようがつらい
・ドースン博士が伊部さんに筋肉弛緩剤の解毒剤を
・化学物質ではなく植物か何か自然物 中国五千年の秘伝
・「オレたちがききたいのは「バナナフィッシュ」のことだ!」「あれはあんたの作ったものだな―――アレクシス・ドースン博士!!」
・ドースン兄の作った薬で廃人同然になり最後にはドースン弟に撃ち殺されてしまったグリフ……ドースン兄弟両方ともアッシュとマックスの共通の仇のようなもの。そして今また英二とショーターが…
・ここ2、3ヶ月妙な男達につきまとわれてサンタモニカの貸し別荘に隠れていた。PCのシステムへのハッキングに気付いて戻ってきた
・本棚の裏に秘密の隠し部屋が
・15,6年前、ドースン兄弟と後輩3人は小遣い稼ぎのドラックづくりで、バナナフィッシュを偶然生み出してしまった
・お?!まさかのチャーリーとショーター姉(マーディア)!なんだか大人のエロスという感じ。
「「民族の意志」が個人の幸福より優先するっていうのか? そのためには自由もないのか?」「ショーターが許さないと言えばあっさりぼくと別れるっていうのか!?それじゃきみ自身はいったいどこにいるんだ!?
・ここ、今まさにショーターが苦しんでる理屈と同じだよなあ。今の状況から脱することができた暁には、ショーターの意見も軟化しそうなものだけど…(大好きな姉のことだからそれとこれとはまた別!となるかもしれないが)
・ジェンキンズ警部達は手を引かざるを得なくなった。例の3人の自殺事件、ゴルツィネの謀殺と疑っててもその証拠がない。どんな手段なのかもわからない。
この身長差キスいいな… このカップル、というかマーディアさんとても色っぽい
・バナナフィッシュについて、月龍→王龍へのご報告
・「あれは我々にはなんの意味もないもの」 心不全に似た症状をおこさせる 見た目には心臓マヒにしか見えない 暗殺用としてきわめて優れている
・違くない? 嘘ついてる。
・王龍も完全には月龍を信用していないのね。というかそんな完全には信用できない、母親絡みで訳ありの子になんで暗殺系毒薬系の知識つけさせて専門家に仕込んだんだ? 自分たちに牙向けてきたら暗殺系なんてそれこそ厄介では?
・王龍は名代として華龍をゴルツィネの元へ送る 月龍も人質として 人質?
・おまえならヤツも気を許すだろう って華龍だけじゃなくおまえもか王龍。
・なんか王龍→月龍の態度とゴルツィネ→アッシュの態度に似通うものがあるような気が。月龍にも若干寝返りフラグが無くも無いし共闘路線になったりするのかなー。
・場面戻ってドースン邸ドースン博士 バナナフィッシュはどんな人間に対してもバッドトリップをもたらす
・恐怖や憎悪…あらゆるナーヴァスな感情を拡大させる
・スパイ行為や要人暗殺等薬物による催眠暗示を、バナナフィッシュは100%可能にすることができる
・「共産主義者は悪魔だ ヤツらを抹殺しろ」――といえばそのとおりのことが起こる
・ドースン弟はベトナム兵士や現地民たちをバナナフィッシュのモルモットにした
・「きさまらがそんなものを作ったおかげで兄きもスキップもみんな…!」「兄きは――兄さんはそのために…生き残っても10年――悪夢にうなされつづけて…」
・タコぼうずのハラがわかった 「“合衆国(ステイツ)”と取りひきをするつもりだ!」
・え、壮大!そうかさっき大佐とか上院議員とか出てきてたもんな。それにしても合衆国に即繋げるアッシュの理解力やばない?(PCハッキングした段階で軍関与の可能性のとこまで踏み込んで気づいてたとはいえ)
・「逃げることができないのなら ともに滅びるまでさ…」「忘れはしない 母を殺したおまえたちを」「必ず破滅させてやる おまえたちがさげずみ卑しんできた このぼくが!」
・あーやっぱり一族滅ぼしてやる系の動機をもってるのか月龍は… でも「ともに滅びる」あたりが不穏。アッシュとは違うところだ。
・ドースン兄は弟から薬を取り上げたが一部は処分しなかった 科学者として分析研究の欲に逆らえなかった みすみす未知の発見を無に帰してしまうことは
・うーんまあ気持ちはわからなくもない。気持ちだけは。
・マックス&伊部によるドースン博士鉄拳制裁
・バナナフィッシュ絡みで合衆国の後ろ盾が成立すれば、コルシカ・マフィアは暗黒街のトップにおどり出る
・スティーブン・トムソンはドースン弟に自分の弟を実験台にされたためドースン兄を執念で探し出した
・アッシュと被る……スティーブン・トムソンもまた彼自身の戦いに身を投じていたんだな。アッシュ達は彼の無念をも背負っている。
・撃鉄を起こす音
・「まずったな オレとしたことが入り口を背にするなんて」
・李の手下 このアロハ男なんで前全開なんだ ジェシカ襲撃の男と同一人物?
・アッシュだけ後ろ手錠
・「わっ!!スケベ!」 アニメスタッフさん ここ、おわかりですね?
・P108の尻
・「オレたちはコルシカ人のように甘くはない おまえの見てくれにはごまかされんぞ」
・そういえば確かにこういうチャイニーズ・マフィアはハニー・トラップが通じないイメージはある(どっちかというと仕掛ける方というか。月龍しかり。)(完全にただのステレオタイプ的なイメージだけど)
・あーやっぱこいつがジェシカを…
・ドースン邸は焼き討ちに すべての記録を抹消
・ドースン兄弟の「処置」とかさっきゴルツィネ会談で言われてたもんな。情報も兄弟もいずれ消されるのか。
・ゴルツィネと華龍の握手 腹に一物あるふたり
・「哀れなものだな なんのことはねえ おまえは道具に使われているだけじゃねえか!」
・ここ、「犬畜生にも劣るぜ!」ってショーターの罵倒が、月龍個人じゃなくてあくまで李一族に対するものなのが、地味にいいなって思う。「道具にされてるなんてざまあみろ」って個人攻撃じゃなくて、月龍への怒りはそれはそれとして、軽蔑の対象は間違えていないというか。
・ゴルツィネの部下に羽交い締めにされて、ついに英二から引き離されるショーター
・「こうなったのもおまえがヤツを裏切ったからだろう? おまえがどのツラさげてヤツと会うつもりなのかオレは楽しみにしてるんだ ヤツがどんなツラをするかもな」
・ほんっと展開が進むほどにオーサーのアッシュに対する愛憎の矢印がどんどん大きく強く描かれるようになっててなかなかおいしい敵役。英二をさらわれたことについて、端からショーターの事情や苦しみを察して受容する頭も器もアッシュにはあるのに、オーサーはそれをまったく予想できてないこの一方通行感。
・チャイナ・タウンの友好の証としてお手元に 月龍はゴルツィネの御眼鏡にかなったようで
・「このままにしておいたほうが親切だと思うけど」の月龍の顔好き
・ハリ麻酔解かれた後、P124の3コマ目「……?」の英二の顔やばくないか
・「ユーシスはおまえらを売った李の末弟だよー」「ショーターがアッシュを裏切っておまえ連れてきたんだよー」って英二にネタ晴らししてるオーサー、めっちゃテンション高くてワックワクしてて笑える。もうアッシュ大好きかきみ。
・「ウソだろう…ショーター きみがアッシュを裏切るなんて」「英二!!許してくれ オレは――オレは必ずおまえを…!」
・もうなんか「当のアッシュ本人は全然気にしてないからそんな裏切り裏切り連発しないで!」って気持ちになってくるなあ……ショーター…
・オーサーは月龍が気に入らない。ゴルツィネの趣味を知ったうえでチャイナ・タウンが投げてよこした毒入りのエサ。まあゴルツィネもそんなことぐらいはわかっていると。
・そんなことよりダウン・タウンの連中はすべてまとめあげたのか?→アッシュの元のグループ以外はな
・「連中はあんたじゃあなくアッシュについた…ということさ」
・ショーター→オーサーでも似たようなこと言ってたな
・「あれはわたしが育てたのだ わたしが見つけ みがきをかけ 教育し―――あれまでにしたのだ… それをこの手でこわすのだ!! おまえにはわかるまい」
・ゴルツィネさんのアッシュへの執着っぷり、嫌いじゃない。むしろ大好き。
・お久しぶりのドースン弟 あいかわらずの小心者の小悪党感
・あー…ショーター椅子に身体固定されてもう実験台まっしぐら…
・「アッシュはけっしておまえを許さねえ ヤツはオレのようなふぬけとは違う――必ず生き抜いておまえを滅ぼすだろうぜ」
・もうショーターどんだけアッシュのこと認めてくれてるんだよう…好き!
・「兄きがいなくてもオレは完璧にあれを作りあげることができるんだ」 コンプレックスがにじみ出ている というかほんとに完璧? 薬の完成段階で大ポカがあってショーターうっかりバイオハザード的なことになったりしない?
・ああああ…ついにショーターにバナナフィッシュが… グリフィンのあの症状といい、これもうショーター詰んでない??
・どんな思想でも潜在意識に“すり込み(プリント)”が可能
・バナナフィッシュを投与したショーターの目の前に英二を突き出す
・「おまえの“恐怖”が――今 形になって姿をあらわした…逃れられない――悪夢だ」「この小僧の顔をよく見ろ! いいか――これがおまえの“恐怖”だ」
・「こいつこそおまえの悪夢の元凶――こいつを殺さねば――想像を絶する恐ろしい“苦痛”だ」「こいつを殺せ!こいつを殺せ 殺せ! 殺せ!!」
・「それしか“苦痛”から逃れる方法はない――忘れるな!!」
・英二の涙が痛々しい…
・これもうショーターが助かる道ないでしょ…どうなるんだこれ…
・さすがのオーサーも引き気味 のどゴクリ
・李家は空輸会社どころか専用の空港まで持ってる アメリカや日本より金持ちかも
ロールス・ロイス 「シルバー・シャドウ」 アッシュ16歳のバースデープレゼント 「これはおまえの棺だ」
・陰で「アッシュ・リンクスか? ショーターもいっしょか?」との会話。ショーターの仲間?
・ゴルツィネさん、まさかの月龍と英二両手に花状態(未遂)
・未遂で済んでほんとによかったね英二!!!
・「別にたいしたことじゃないだろう きみのご親友アッシュ・リンクスだってやったことだ」
・月龍は誰に聞いたんだそれ もうなんかあっちこっちにアッシュの過去赤裸々に知られすぎで胸が痛い。
・「使いすての少年男娼から自分の腕と才智で 文字どおり苦界から彼ははいあがったんだよ」
・「あんたはよっぽど幸福に暮らしてきたらしいな――ぼくがあんたを見ていらいらするのはどうもそのせいらしい」「あんたも根性をすえてよく見ることだ アッシュの属する世界を」
・月龍は英二に対してはあんまり好意的ではない模様。ほう。
・ここ月龍はアッシュに一種共感を抱いているのかな。一目置いてる感はある。
・まさかのお風呂とおめかしタイム
・対立する二陣営が豪華な席で視線バチバチさせながら食事するシチュエーションってなんか好き。ゴルツィネさんなかなかいい趣味してますね。茶番だけど。
・(マックスと伊部さんの座ってる席が1コマだけ逆)
・タキシードアッシュ
・マックスと伊部さんの反応が…笑
・「――美しい 実に美しい 生まれながらの貴族のようだ」「…わたしは ぜひおまえをヨーロッパへ――社交界へ連れていきたかったよ……アッシュ」
・わたしもそれはぜひ見たい。
・このディナーの前後で絵柄が徐々に微妙に変わっていってるの、お話の展開とマッチしてて巧妙だなあと思う。単純に1巻と比べると結構違うな!って感じるのに、流れでみると自然で違和感がない。
・オーサー、タキシード似合わねー笑 髪型に難あり?
・「大っきらいだ フォーマルの似合う不良少年なんて」
・わーここらへんほんとアニメ楽しみ。アッシュの大変身をカラー声付きで楽しめるのかな。
「この顔で蜥蜴食うかや不如帰――だ」 ※「あの声で蜥蜴食らうか不如帰」のもじり。知らない表現だったからひとつ勉強になった。ありがとう伊部さん。
・「“ロマーニュ・コンティ” たぶん69年ものだと思う」「ブラボォ」 芸能人格付けチェックがイヤでも思い出されてしまう
・ちゃんと回答はするアッシュ、この状況からするとかなり律儀
・「わたしの教えたことを…忘れずにいてくれたとはうれしい」
・悦に入るゴルツィネさん
・眉顰めてるアッシュめっちゃ迫力ある。凄みというか。好き。
・わざわざ穴開けてピアスはめさせたんかい
・アッシュの瞳の色にあわせて特別に探させた時価30万ドル(約4,200万円)の翡翠
・うわーほんとこの翡翠とアッシュの瞳の色、アニメでカラーでみるの楽しみすぎるー
・「きみたちは知らないかもしれないが アッシュはかつてわたしの経営するクラブの大切な“商品”だった」
・“商品”のランク分けを語るゴルツィネ アッシュはその中でも最高の値のつく商品だった
・ここで「ムカ~~」っとくるマックスがほんとにかっこいい
・「けんかはやめなさい」とか、これまでのシーンでも「~~しなさい」って丁寧口調の命令系で大物臭出してるゴルツィネさん地味に好き。
・「シャンペンのシャーベット――おまえの好物だったろう?」 ほんとか?
・この「おまえは●●だ」「おまえは●●だろう?」って支配的にマウントとってくるゴルツィネさん、キャラ造形としてはすっごく好き。敵キャラとして。
・「おまえはわたしの知るかぎり もっとも美しく――もっとも危険な獣だ――アッシュ」
・自分で茶番って言っちゃうゴルツィネさん ショーの会場へご案内
・チャイニーズのボス シン・スウ・リン登場。Twitterでめっちゃ「結婚してくれ!」って言われまくってるキャラが遂に来た!
・目つきわっるい!
・「見かけで人を判断することがどれほど危険か おまえたちのボス アッシュ・リンクスが証明したのじゃなかったか?」
・元々ボスだったショーターはアッシュと行動をともにしたため「上」の連中の怒りを買い放逐された
・なぜオーサーの傘下に入らない?→サシで負けたなら何も言わないが実際は違う。汚い手、マフィアの手を借りて仲間をなぶり殺しにした。
・「オーサーをボスと認めるヤツは残るだろうし そうできないヤツはこの街から出ていくだろう」ってストリートキッズたちの不文律が端的にあらわれてる気がしてなんか好きなセリフだ。
・「上」の意向に逆らって、シンはアッシュの仲間に協力を申し出る。
・「オレたちにはオレたちの掟がある!オレたちにとってもボスはまだショーターだってことさ!」
・うおおアッシュの仲間とショーターの仲間の共闘は熱い!
・でもショーターはなんか助かる見込みが無さ過ぎてつらい…だってバナナフィッシュ投与されたらもう終わりでしょ…
ピッキングで部屋からこっそり抜け出す月龍
・食事の場には一緒に居たのに月龍だけなんで「ショーの会場」に行かなかったんだろう?
・部屋から出た月龍が目撃した人物(ゴルツィネの客?):共和党議員?と軍人の他、驚きの人物
・「ショーの会場」はパパ・ディノの「処刑室」
・両手吊り上げられてるアッシュと、柱に鎖でぐるぐる巻きのマックス・伊部さん
・大ゴマでのアッシュとオーサーのピリつく応酬
・「きさまはいたぶりがいがねえ 何しろかわいげのないことにかけては超一流だからな」「だがオレはわかっちゃいても おまえのツラを見るといたぶってやりたくてたまらなくなる…なぜかな」
・まだ余裕があるアッシュ でもショーターがさあ…
・兄へのコンプレックス丸出しエイブラハム
・グリフィンにそっくりなアッシュ
・エイブラハム、“ネズミ”だの“ユダ公”だのバカにした仕返しにベトナムで兵士たちを実験台に。むーコンプレックスは兄だけじゃないようだ。
・グリフィンは手違い 仕方なかった
・「仕方ない」はアッシュの地雷です!
・「ゴルツィネと組んだのも仕方がないことだったのか?」「それじゃあオレがおまえを殺すのも「しかたがない」ことだな」「これは「正当な復讐」だろう?」
・うーん。アッシュに復讐の本懐を遂げてほしいような、いやでもこんな小悪党で手を汚してほしくないような、微妙な気持ち。アッシュが殺さなくてもじきにゴルツィネが始末しそうな感あるしなあ。
・連れてこられるショーター 様子がおかしい
「気にするな おまえのせいじゃねーよ」 ショーターをまったく責めないアッシュ
・「アッシュ オレは… オレは…もう… だめだ…」 あああショーターあああ…
・遅れて連れて来られた英二
・このアッシュの嬉しそうな顔!どうした?!いつのまにそんな顔するようになったん!
・英二の顔を目にしたショーターの叫び
・すごい このラストシーン、脳内でめっちゃ肉声再生される