すべてはプライベート・オピニオン

主に小説や漫画やアニメや映画についての覚書を不定期で放り投げます。基本ネタバレ注意。

BANANA FISH #7

漫画作品「BANANA FISH」(吉田秋生小学館)の7巻(※単行本準拠)読了後覚書です。

※以下、7巻までの内容のネタバレを含みます。

 

 

■あらすじ(Amazon商品ページより引用)
アッシュたちは、ディノ・ゴルツィネの屋敷でバナナフィッシュの正体を見せつけられた。その後アッシュとショーターを助けに来たストリートキッズたちの乱入に乗じ、なんとかディノの手から逃れることには成功。だが、ショーターを失ったアッシュは心に深い傷を負っていた。英二のなぐさめに心の平安を求めるアッシュ。しかし、ディノにストリートキッズたちを掌握できなかったことをとがめられたオーサーが生き残りを賭けてアッシュを追っていた。さらにゴルツィネはNY市に圧力をかけ、自分の屋敷を襲撃した犯人として、警察にアッシュを追わせ始めた。それに対抗するため、アッシュが取った手段は…!?

■あらすじ(コミック8巻冒頭掲載のあらすじより引用)
(略)最愛の友であるショーターを撃ち殺してしまったことで深く傷ついたアッシュは、警察からも追われる身となるが、ディノへの猛烈な反撃を開始する。ディノがアメリカを離れてしまった後も手を緩めないアッシュは、ディノの手下・オーサー一味を次々と倒していった。一方、彼は英二をこれ以上危険なめにあわせぬよう、日本へ帰す計画をすすめる。さらに、黒人グループ「ブラック・サバス」の動きをつかむため、ボス・ケインに会いに単身のりこんで行き、抗争に手を出さぬよう約束させる。この戦いはアッシュに優位に見えてきたが…!?

 

読後直後大枠感想

なんかもう読みながらメモで適宜都度都度爆発したので逆に総括するところが特に無いんだが、とにかく7巻はいろいろてんこもり。とにかくいろんなアッシュがみれる。おなかいっぱい。アッシュを中心軸として、みどころざっくり自分的まとめ↓。
・アッシュ:「王者(ボス)」「傷ついた17歳の少年」「クリストファー・ウィンストン」「頭の弱いピザ屋のガキ」「悪魔」 すべて同一人物。鬼ギャップ。
・英二:改めてお互いを見つめなおすふたり。その結論→「そばにいてくれ(今だけでいい)」「ずっとだ」
・伊部:3巻の回想。伊部→アッシュは、伊部→英二やマックス→アッシュとも違う、独特な視点と感情を孕んだ大人→少年。罪悪感と後ろめたさを含みながら、少年の運命の痛ましさに胸痛める善良な大人。
・マックス:ウィンストン親子。もういっそほんとに養子縁組してくれ。
・ゴルツィネ:「寝室に剥製」のインパクトがでかすぎる。今後脳内で剥製おじさんと呼ぶ。

 

読みながらメモした細切れ

・チャーリーの家に避難したマックスと伊部
・チャーリーとマーディアかなり真剣な仲 結婚しようと思っている!
・彼女はショーターの姉… あー…
・マーディアさんかなりいい女だなあ… 初登場時はもっと男っぽいひとな印象だったけど。ショーターと何歳差ぐらいなんだろう
・「あの子は死んだのね?」
・「わたし泣かないわ だってわかっていたんですもの… わかって…」
・このセリフを泣きながら言うってのがね…
・マーディアさんにせめてもチャーリーがいてよかった
・布団被らず仰向けで眠りについたはずのアッシュがいつのまにか蓑虫状態に
・2時間たったけど子分達がアッシュを起こさない 「…ボスは死ぬほど寝起きが悪い」
・以前言われたとおり起こして歯をぼろぼろに折られた、、笑
・「ならいいよ ぼくが起こすから」 ここでひるまないのが英二だなあ…
・ばちん!
・ぼさぼさ頭だけ布団から出すアッシュ 眉間のシワすごいけどかわいい
・「2時間たったら起こせって言ったろ?」 英二と後ろで遠巻きにしてるリンクスメンバーのこのコマ好き
・「あれっ 怒らない」
・お し り ! !
・「…ショーターのことをきかないのか?」「…きみが話そうと思った時でいいよ」 アッシュの気持ちを第一に考えてくれている英二。そりゃあ気になるだろうに。
・「…あいつが永遠にヤツらの手に渡らないようにしてきた」
・「そう…」「ありがとうアッシュ」
・表情の見えないアッシュ…
・わーこの湯上りのアッシュなんかなんともいえない男くささがあっていいなー。腕まくり最高。あとスタイリストカット後の髪型やっぱりいい!
・「すごいな みんなアッシュのひとつひとつの動作を息をつめて見てる」「ボスの判断を――命令を待ってるんだ 彼らにとってボスは絶対なんだ」「この圧倒的な存在感―――」「彼は「王者(ボス)」なんだ 尊敬と畏怖と絶対的権力の象徴―――」
・「でもぼくの知ってる彼は…」
・この英二の独白狂おしいほど好き。
・スキップが殺されるまでの倉庫での時間は短かったしその後英二がアッシュと過ごした時間はマックスと伊部さんの大人組とボスとして同列のショーターとだけでアッシュが最年少だったしケープ・コッドでは幼少期のあれこれの話もあったし、確かに英二が「ボス」としてのアッシュを見たのはここがはじめてなんだなあ。
・でもそう考えると、それ以前までは勿論だいぶ強くはあるけどまだ普通に17歳の少年感あったアッシュが、ゴルツィネの屋敷でマフィア大掃討しまくって一気に浮世離れしたというか雲の上の別格感出してきて、なのにそんなアッシュに「俺が怖いか?」って聞かれて、なるほど確かにちょっと怖いってなってもよさそうなところで、「まさか!」の即答をする英二君は、やっぱり凡人の度量じゃないと思う。
・オーサーに吸収されたグループの数は?→ほとんど。抵抗したグループは袋だたきでボス死亡。THE・恐怖政治。
・オーサーの後ろにはコルシカ・マフィアがついている
・「だがコルシカ・マフィアの動きはオレが封じる」
・おーかっこいいセリフ!なにか策があるもよう。
・地下に潜りできるだけ多くの情報を集めろ(グループの人数、人種構成、ボスはだれか、ヤサはどこか、なわばりからたまり、グループ間の力関係)
・「ただし十分に用心することだ おまえたちも危険であることに変わりはない」「少しでも弱みを見せれば一気につぶしにかかってくるぞ 油断するな!」「GO(行け)!」
・地味にこの「GO(行け)!」のとこの湯上りゆえの水滴が良き。細かいとこですけどアニメでここの水滴、よろしくお願いします。
・うわーこの辺のアッシュ超かっこいい。超有能感ある。声付きではやくみたい。
・つけっぱなしのピアスがまたいい…悔しいがセンスあるゴルツィネ…アッシュに似合うものをよくご存じで…
・「どうしたぼやっとして」「すごいリーダー・シップだと思って」「しょせんサル山のボスさ」
・ここで「まあな」って返事にならないの、アッシュというキャラの大事なとこな気がする。
・気をきかせて“スシ”と“トーフ”を買ってくるとか子分達かわいいやんけ…。
・ヤッピーとは?:アメリカで第二次世界大戦後のベビーブーム期に生まれた世代で都会やその近郊に住んで知的職業に就いているエリート青年のこと。ほー。
・箸の使い方がうまいということはアッシュは元々そこそこ日本食に親しみがあるのか?
・英二君の家族構成は両親と妹ひとり!
・「妹がいるのか?…きっとかわいい子なんだろうな」「ブスだよ」
・え、この会話めっちゃ好き…アッシュも英二もどっちも好き…なにその会話…
・スキップとかマイケルに対する態度とか、この「きっとかわいい子なんだろうな」ってセリフとかからするに、アッシュってめっちゃいいおにいちゃんになるタイプやん……彼自身は弟なわけだけど、これはやっぱグリフが相当いいおにいちゃんだったんだろうな。幸せな弟だったんだと思う。アッシュは。
・対して、英二君の「ブスだよ」はまじで等身大の男の子というか、アッシュとは違ってまじもんの妹がいる兄貴のリアル感がすごくて、こっちはこっちでとてもいい。【再読後追記:アッシュとの関係性とか「オニイチャン」にフォーカスすると、英二のキャラってこういうときに「うん、いいこだよ」とか「うん、かわいいよ」って返事しそうなイメージになりがちなんだけど、ここで「ブスだよ」って言葉が出てくるのが本当の原作ご本尊における英二なんだって思って、ここのシーン英二というキャラ解釈において結構重要な場面かもしれない。「うん、いいこだよ」な英二はちょっと空想上の生き物感。「ブスだよ」って出てくるのが地に足のついたリアルな人間の英二。】
・アッシュやっぱりそのシャツ大きめ?肩の位置それ合ってる?(寝巻用だから?)
・「こんなことを話すのは初めてだな」「オレはおまえのことをほんとに…何も知らないんだな」「…おまえの髪はまっ黒だな 目の色も……深い闇の色だ オレとは違う」
・ここのアッシュ、「目の前の英二という人間をちょっとひとつひとつ見つめなおしてみてます」感が凄くて、6巻のあの罪深い「ぼくはきっと狂っちまう」とか「必ずもどって来ておくれよ!! まってるから…ずっと!!」とかの後の処理落ち理解不能って感じの表情から繋がってるなあと思う。アッシュはあの英二のセリフにまだちょっと動揺しているというか「つまりあれはどういうことだったんだ?」っていう状態で、「彼(英二)は何者でどんな人間なのか」ってことを改めてじっと観察している感ある。そこすごい野性の生き物というか山猫感あって好き。表情もまだ「ボス」としての余韻があって険しい感じが。
・5歳ぐらいの頃のハロウィン カボチャ嫌いになった夜のお話
・ちょっとどういう顔したらいいのかわからないぐらいアッシュがかわいい。正気か?!
・普通に同年代の仲良くしているこどもたちもいたし、ハロウィンを「みんな」で楽しむ普通の少年だったアッシュ…
・あと地味に「おやじがでっかいカボチャでジャック・オ・ランタンを作ってくれたんだ」ってのが… グリフとアッシュ2人で別居してたみたいな記憶だったんだけどそれでもそんなにひどい関係でもなかったのかな。となるとより一層青髭野郎まじでなんてことしてくれたんだ感が増すなあ。
・英二の髪や目の色から、自分の中のこんなに柔らかな大事な記憶を連想して吐露しちゃうなんてアッシュ…それをいとも簡単にアッシュにさせてしまうなんて英二…
・そしてこんな話をアッシュに自然体で吐露させておきながら遠慮なく吹き出して笑うのが英二の英二たるところ。アッシュの表情が劇的に緩んで緊張感吹き飛んでるこの3コマをみてくれ。
・でも一瞬で険しい顔に戻る。なんやこのギャップ…好き…
・「ヘーイ オレだよ“蠅(フライ)”だ ぶっとばさないでくれよ白い悪魔の若だんな」
・黒人の武器商人 こういうキャラめっちゃ好き
・「歯止めがきかなくなる」から操作が簡単でより多くの敵を倒せる銃は使わず、古めかしいリボルバーを愛用するアッシュ
・「プロ気質(かたぎ)ってヤツかい?」「バカバカしい 人殺しに気質もへったくれもあるか」
・↑ここ大事。テストに出る。
・そっか英二は30万ドルの翡翠の件も全然認識ないのか…というかそう考えるとあの地下室で英二、「なんでみんなタキシード着てんの??(アッシュなんて髪型もずいぶんスタイリッシュに…)」って頭の片隅で思ったりしたのかな…笑(いや、状況として勿論それどころじゃなかったけど)
・「もらったのさ」のアッシュ端的に言って顔がきれいすぎる
・「……(つっこまれるとは思わなかった)」と「ムスッ」のアッシュ、また英二の前で顔が緩んでるぞ
・オーサーはコルシカ・マフィアの一員になってマンハッタンのグループは事実上彼のもの まともにやったら歯が立たない
・アッシュはやっぱりSWAT並みのシューティング・テク、火器の知識あり
・「それはわからないさ」 うーんやっぱりなにか策があるんだな。
・「棺おけの注文も受け付けてるぜ 花輪と牧師のありがたいお祈りつき250ドル70セントでどうかね?」
・こういうTHE・アメリカンドラマなおしゃれなセリフ好きー!
・キチネットってなんぞや?ってぐぐった(流しと電子レンジや簡単な食器のみがついたいわゆるちょっとした簡易キッチン)
・「――ぼくはとてもとまどってるよアッシュ――」「血と硝煙の匂いにまみれ容赦なく敵を殺すきみと カボチャぎらいをからかわれて本気ですねているきみと」「いったいどっちがほんとうのきみなのだろう?」「それともそれらは矛盾することなく同時にきみの中に存在するのか―――」
・「ぼくは 時どき とても不安になる」「これほど身近にいながら きみがますます遠いところへ行ってしまう気がして―――」
・英二の神独白Part2
・「とても不安になる」で一旦独白が切れるのがほんと神がかってると思うんだけどここ、英二が不安になっているのは「血と硝煙の匂いにまみれ容赦なく敵を殺すアッシュ」ではなく、「アッシュが遠いところに行ってしまうこと」なんだよすごくないか。リンクスのメンバーじゃないけど、なんで怖くないんだ。
・「まつげまで金髪(ブロンド)なんだなあって思って…」
・さっきのアッシュと同じように英二も、改めてアッシュをまじまじ観察しなおしているのかな
・「下もだぜ 見るか?」「ホント!?見せて!!」
・冗談なのか素なのかめちゃくちゃわかりづらいラインで食い気味にくるやん英二…そりゃアッシュも見たことないような顔でびっくりするわ…
・殺された議員の新聞記事 ふたたびアッシュの怜悧顔
・からの「BUー」×2
・ほんと7巻ここまでアッシュの表情の変化がジェットコースターなんだけど。上下の落差が半端ない。ギャップでおなかいっぱい。
・場面変わってチャーリー宅。怒涛のアッシュと英二のシーンが終わって正直めっちゃほっと一息笑
・ジェンキンズ警部にはBFやマックス達のことは伏せる方向で。定年が近いから巻きこまないように。
・こういうちょっとしたところがマックスかっくいー!
・マーディアさんほんといい女
・あまったれのチャーリー坊や笑 言われてるなあw
・伊部さんは英二のことが気になる様子。そりゃそうだ。
・そういやアッシュと英二側はマックスと伊部さんの状況この時点でどこまでわかってるんだろう? マックスと伊部さんは英二をちらっとみてるからともかく、アッシュ達の方はマックス達が無事逃げたってまだわかってないまま?
・「大丈夫さ 連れてったからにはアッシュは自分の命にかえても彼を守るだろう」「ヤツは英二をオレたちのところに帰さず危険を承知で連れていった……そうせずにはいられなかった」「それだけまいってる――ってことだ」「さすがのタフを誇る山猫小僧も今度ばかりはひとりじゃいられなかったんだろう」
・マックスのアッシュへの理解の示し方半端ない。伊達に既婚&一児の父親じゃない。
・「あの英二って子は不思議な子だなあ?」「これといった特徴のない子だ とても率直で善良で――だが ただそれだけだ」「よきにつけ悪しきにつけアッシュのような強烈な個性も――魅力もない ごく普通のありふれた少年だと思っていた」
・「だが彼には不思議な力がある」「どういうわけかそばにいる人間の気持ちをなごませるんだ」「彼といると心が休まるというか――とにかくホッとするんだな……」「それもひとつの個性にはちがいない――不思議な子だよ」
・マックスおじさん流石ジャーナリストや…言うことが違う。頷きしかない。
・伊部さんはケープ・コッドでのアッシュと英二を思い出す。銃の撃ち方を教えてたところ。
・「あの時ふたりはほんとうに楽しそうだった……声をかけるのをためらったほど」 声かけるちょっと前から二人を見てたんだな伊部さん。
・伊部さん視点だとアッシュこんななごやかな顔してたんだ…めっちゃ笑顔やん…。アッシュ視点の3巻だとまだそんな言うほど(たとえばショーターやスキップに対してするほど)心開いてもない顔だった印象なんだけども。あれか、アッシュ本人はそういう顔でいるつもりだったけど第三者視点だと全然そんなことなくて普通の17歳の少年になってたってことでいいのか!?
・「だから一瞬声をかけるのがおくれて――アッシュはオレに気付いた」 ここのアッシュの顔めっちゃいい。かわいい。のに次のコマの対比すごい。ほんと表情の描きわけすごい。
・「そのたった一瞬で彼はオレの心の動きをぜんぶよみとっちまったんだ」「オレがはじめて見る表情は消えいつもどおりの彼の顔に―――その時オレはほんとに胸のつまる思いがした……この子はいつからこういうことを身につけてしまったんだろうと……」「不幸な子だと思った」
・アッシュはただ伊部さんが来たってことだけじゃなくて、「伊部さんの心の動き」を読み取って表情を変えたんだなあ。ここ3巻読み返すと、直後に「英二に銃を撃たせたのが気に入らないみたいだな」「きみと彼とはあまりにも違いすぎる 育った環境も考え方も」って会話をしてるんだよなあ。かつその直後伊部さんはマックスに「英二を日本に連れ帰る」と決意表明みたいなことを言っている。つまりアッシュが読み取った心の動きっていうのは、伊部さんが今マックスに語っている「ふたりはほんとうに楽しそうで、同じ年頃の男の子たちがじゃれあっている心和む風景だった」だけではなくて、「でも実際にはアッシュと英二の生きる世界は違う。英二はこれ以上この危険な場(銃を持たせるようなアッシュの傍)に居させるべきではない。日本に帰さなければ」って思っただろうところまで含んでるんだよなたぶん……。そしてアッシュがそれに気づいて表情を変えたことに気付いた伊部さんは胸がつまって、アッシュを不幸な子だと思った。でもあくまでアッシュと英二を引き離さなければという意思は変わらず(まあそりゃ変わるわけない)日本に帰す旨をそのままマックスに伝えた……という流れを考えると、アッシュと伊部さん、このふたりのどっちの立場に立っても辛いし心にくるものがある。
・「……あいつは英二といるときだけ年相応の子どもに戻れるんだろう 不良のボスでもなくマフィアに追われる身でもない――ただの17のガキに…」
・「せめてそのささやかな安息が長くつづくことを祈ってやろうじゃないか」 マックスおじさんも伊部さんもほんと大人組が良い味だしてる
・せめてその安息が~の次ページでうなされて飛び起きるアッシュのコマが来るのほんとつらい
・アッシュが自分から話しだすまでじっと待ってる――逆に言えば、何も口に出さないのに「話を聞くよ」ってことを伝えて、アッシュに心の内を吐き出すことを促してる英二君、ほんとなかなかできることじゃないよ君。
・「忘れようとしたんだ」「オレは8歳の時はじめて人を殺した……レイプされたんだ」「――――恐ろしかった」「恐ろしくて……声も出なかった 心では“助けて”と叫んでいるのに」「そいつを撃ち殺した時―――オレは泣いた 何も……感じなかったからだ」
・「オレは自分が恐ろしい……ショーターを殺すなんて……」「今まで何人殺したかわからない 何も感じないんだ……何も―――」
・かつて「恐ろしい」と思っていた対象を撃ち殺した後は、「恐ろしい」の対象が自分になってしまうなんてどんな悲劇
・ショーターをただ失っただけじゃなくて、自分の手で撃ち殺してしまったんだもんなあ
・勿論第三者視点だと、それもショーターを解放して救ってあげることのできる唯一の方法だったんだと思えるけど、銃を向けて殺してしまった(それができてしまった)本人にそんな考え方はできないよなあ……
・「何も感じてないことはない―――きみは傷ついてる とても… ぼくにはよくわかってるよ」
・涙を流して顔を覆うアッシュ… 肩を抱き寄せる英二…
・「いいかい? 今は何を言ってもなぐさめにはならないのかもしれない――でもこれだけは忘れないでくれ」「世界中がきみの敵にまわってもぼくはきみの味方だってことさ」
・「きみのそばにいる」「きみがもし迷惑じゃなければ――だけどね」

 

・「そばにいてくれ」
・「ずっとなんて言わない――今だけでいい」

 

・「ずっとだ」

 

・もうなにも言うまい
・なんて美しいシーンなんだ。

 

・漫画のコマ送りのカメラ都合なのか、アッシュが英二の左から右に瞬間移動していることに気付いてしまったけど、そんなこと些末な問題ですらないわ。このシーンの美しさはなにものにも侵せないわ。
・でもできれば気づかないままでいたかったわ。
・アニメではたぶん最初から英二の右側にいるんだろうな…
・NYの夜が明ける。朝日が差し込むなか、いつの間にか折り重なって眠りに落ちていたふたり。
・何かに洗われたような心境? 窓辺で朝日を望むアッシュ…
・はやくもしっかりボスとしての顔に戻っているアッシュ 「ドロボウ」?
・メガネかけてるのはじめて?前にもかけてたっけ??似合う。
・「ビビってんの?おまえ」 絶妙に腹立たしい小生意気なかわいい顔をしている!!
・「年上の者の忠告はきくもんだぞ!!」「そりゃ失礼しました オニイチャン
・オニイチャン!
・「なっなんなんだよ!?その立ちなおりの早さはっ!!ゆうべ泣きベソかいてたのはだれなんだっ!!」 ほんとだよ笑 でもホッとした… でもつらい…
・「ねえおねがいだよお兄さま ぼくとっても忙しいんだ イウォーク語でどなるのやめてくれない?」
・お兄さま! ぼく!
・「……まあいいか オレのヒザにすがって泣くなんてあいつもまだまだ子どもだぜ」
・↑これ英二の心の声(日本語)って考えるといろんな意味で滾る。「オレ」かあ…「だぜ」かあ…
・(いばるおにいさん)という手書き文字に時代を感じる
・かーらーのー 「ただの子ども」には到底みえないこのアッシュのするどい顔よ…
・NY市警。寝不足なチャーリーとごきげんななめなジェンキンズ警部
・ディノ・ゴルツィネ邸の襲撃事件の捜査 アッシュが重要容疑者
・アッシュのグループを掌握できなかったオーサー ゴルツィネに再度のチャンスを望む
シシリアンプエルトリコ系の組織を抗争なしで黙らせた アッシュがいるからどうしてもかませ感あるけど普通に有能なんだよなあオーサー
・売買契約書!? NY市からアッシュ・リンクスの身柄を買った!
・どんだけ金と権力持ってるんだゴルツィネ
・「あの山猫を手に入れるためなら500万ドルなど安いものだ」
・えーっと例の翡翠のピアスが30万ドル=約4200万円って言われてたからこの当時の為替感覚で1ドル=140円として――500万ドル=約7億円!!
・アッシュをこれだけ高く買ってるゴルツィネおじさんやっぱり憎めないキャラだ
・不良少年グループによる犯罪が多発 グループ間の抗争はかつてないほど激化し死者も続出
・一般市民(コルシカ・マフィア)
・ゴルツィネ、青少年育英協会に多額の寄付&少年犯罪撲滅のための基金を主催とかしてるのか…表と裏ほんと真逆
・アッシュの手配写真が前髪ある時代だから余計に幼い少年感出てていい。髪わけてかなり大人っぽくなったんだなあこうみると。
・写真のアッシュのみためで寄ってたかってなめてかかる警察
・「そのかわい子ちゃんにはたのしいオマケがいっぱいついてるぞ 犯罪容疑は殺人・殺人教唆・殺人未遂・暴行傷害・凶器集合―――だが1度として起訴されたためしがない――証拠がないからだ」
・IQ180ってここではじめて出た情報だっけ? 警察でアッシュをテストしたことがあるのか?
・「彼は17歳だが50歳の男の分別と知恵を持っている」 この形容めっちゃ好き
・ゲイになった気分で金髪美形を狙いうち☆なNY市警
・アッシュは身長5フィート9インチ(約175.26㎝)、体重135ポンド(約61.23kg)!
・え、わからんけどこの身長にしてはだいぶ軽くない??
・めっちゃ普通にいるアッシュ リスに餌やってるとかどうした?
・クリストファー・ウィンストン 名門ギュンター・フィリップス高校2年
・めっちゃ擬態してるw
・「――失礼だが息子に何か?(ムス)」 
・マックス父さん!!!!(衝撃)
・父さんの後ろに隠れる内気な少年 を演じるアッシュ!(爆笑)
・いやなんだ笑いが止まらないけど割と真面目にこの二人やっぱめっちゃいい。
・エディス・ウィンストン――アメリカズ・バンクの副頭取 その肩書すぐボロがでない?大丈夫?
・さっきアッシュの身長約175と判明したわけだけど、こうしてみるとマックスもだいぶ背高いなあ。180は超えてるよね?
・ほかに行くとこないからチャーリーの家にあたりをつけて子分をよこしてマックスと連絡をとったアッシュ 有能
・ゴルツィネは市警を抱き込んでなりふり構わずアッシュを探しまわっている。が、 「警官(コップ)にとっつかまるほどバカじゃない」 かっくいー!
・「ランチでもごいっしょしながら相談したいんだけど? 父さん」「おごりならな かわいいせがれ」
・あ もうなんかいい このふたりいい 燃え滾る
・グランドセントラルのオイスター店へ
・「え?それっぽっちしか食わんのか?メインは?」「太りたくない(That’s all.)」
・太りたくない!!!!
・「豚のように」がさりげなくフォント大きい笑
・アッシュが今いるところはいずれ見つけ出されるからやばい
・「…英二の身が心配ならなぜオレたちのとこへ帰さない?」
・アッシュは一言も英二って口に出してないのに、「英二の身が心配なら」って初っ端から切り込むマックスおじさん流石ジャーナリスト
・「――オレといるほうが安全だ あんたらいざって時あいつの面倒みられるのか?」「―――まあそういうことにしとこうか…」
・拗ねたみたいにぷいって横向いちゃってアッシュその顔かわいすぎない?
・不動産屋の安コンピューターに「侵入」して59丁目にアパートメントを買ったアッシュ マックスにはその本契約に行ってもらいたい
・ゴルツィネに対するアッシュの反撃 ①コルシカ人財団のアメリカでの経済母体M&Cカンパニーの系列会社の株大暴落(証券会社への偽情報リーク(情報操作))、②財団がタックスヘイブンの国々に持つ脱税用のペーパーカンパニー“GOOSE”の裏利益5,000万ドル(約70億円…)の搾取(ゴルツィネ自身のユーザー・コードを利用して財部部門コンピューターに侵入。パナマのゴルツィネの隠し口座を通してスイス銀行のアッシュの秘密口座へ)
・「ヤツの寝室へ自由に出入りできるのはお気に入りの“ペット”だけ…」「あいつは相手をさせる連中を人間とも生きものとも思っちゃいなかった ただのもの言うセックスの道具さ…オレのことも最初は脳みそがあるとも思っちゃいなかったろう」
・それはゴルツィネさんいくらなんでもうかつすぎでは!
・ゴルツィネはコルシカ人財団に多大な損害を与えたことになり、釈明のために「マフィアのテーブル」につかざるを得なくなる
・なんかこれまでは卑劣な人質戦法に銃撃戦って感じのわりと泥臭い戦いだったのにここにきてアッシュの反撃急にめっちゃスマートな頭脳戦になったな。オーサーとの戦いは逆にこうはいかないだろうけど。
・「いずれにせよ オレはタコおやじに同情したくなってきたぜ」 うん…笑
・ピーター・グラント上院議員殺し 秘書がBFに操られた なぜこの議員なのか?彼を殺すと得をするのは誰か? マスコミにつてのあるマックスに調べてほしい
・「1度に2カ所を攻撃するあざやかな手口といい―――あれではゴルツィネも防戦一方にならざるを得ない」「…もし この世に悪魔ってヤツがいるとしたら そいつはおまえの顔をしてるだろうな……」
・「…乾杯―――父さん」 ほんとこの巻アッシュのギャップがやばい
・例の高級アパートの内覧へ 「――どうかね?クリス」「…いいんじゃない? 気に入ったよ――父さん」
・マックスもだけど、アッシュいちいち「父さん」って呼びすぎでは?「父さん」って呼ぶこと自体が実はだいぶ楽しくなっちゃってるだろ!
・80万ドル(約1億1,200万円)もするアパートメントを全額一括で購入。そんな目立つこと偽の肩書でやっちゃってすぐばれないのか…?
・アパートメントはコルシカ人財団の持ちビルのすぐ目の前 灯台もと暗し
・「…おまえはどうするつもりだこれから…」「知らないほうがいいよ――父さん」
・ほんとの親子みたいな会話…だけどマックスのほうは別に普通に「アッシュに」問いかけたのに、アッシュがあえて父子擬態でちゃかしたというかごまかした感が悲しい。表情も悲しい。「…もうおそいよ 父さん」「じゃあね父さん」って父さんを連発しているアッシュ…
・「アッシュ オレは言いそびれたが――英二といることはおまえにとってあまりに危険だ――」「彼は“アキレス”のかかとだ このままではおまえはいつかきっと――」
・その直前に「ふたりの帰国の手助けを頼む」って言ってて、アッシュが近いうちに伊部さんと英二を日本に帰すつもりなのはわかってるのに、それでもマックスがこんなセリフを言いそびれたと言ってるってことは、そのほんの後少しの時間ですら、アッシュが英二と一緒にいるのは危険だとマックスは感じているのかな。どんどん深みにはまるぞ的な? 伊部さんの英二に対する心配と、マックスのアッシュに対する心配、その点ではそれぞれほぼ一緒なのかもしれない。
・偽物のアッシュ・リンクス達が留置場に大量捕獲されている笑 「オレがほんとのアッシュ・リンクスですよー!」とか「アッシュはおめえらにとっつかまるほどボケじゃねーよ!」とか、やっぱり結構な人数からアッシュはボスとして慕われているというか崇拝されているんだなあ。
・チャーリーがはじめてアッシュとかかわったのは3年前。金髪の少年ばかりを狙った連続殺人事件でアッシュがおとり捜査に協力。 へー!その時の話もっと詳しく!
・アッシュ(14)、今より細くて小さくてでもキレッキレでめっちゃかっこいい。シン(14)と並んでみてほしい。
・「彼が本気で何かことを起こした時のことを考えると――ぞっとします」「あいつは…それこそ将来この国の「頭脳(ブレイン)」になるか さもなきゃ希代の大犯罪者になるか――どっちかですよ…そういうヤツです」
・アッシュの例の反撃でアメリカを離れざるを得なくなったゴルツィネは、オーサーに部下の指揮権を与えてアッシュ抹殺の後を託す。
・「腐らぬようホルマリンづけにしておけ」 ひっ
・「オレかヤツか―――雌雄を決する時がきた」「各グループのボスはただちに子分どもを集めアッシュに味方するヤツらをあぶりだせ!!どこに潜んでいようが必ず根だやしにするんだ!かつてのヤツのなわ張りをしらみつぶしにしろ!!」
・地下鉄。おいサングラスかけただけなんだからさっさと気づけ! 確かに一番印象的なのは目だろうけどサングラスいっこで変装できるオーラじゃないだろ!
・しかし落書きがすごい。余白がない。
・リンクスの子分も雑な変装だなあ笑(いや、漫画的にキャラがわかんなくなるからしょうがないってのだろうけど)
・「いけないおまわりさんね…」に時代を感じる
・なんかここ「さよならレイ・ペンバー」を思い出してしまうな
・関係ないけど「さよならレイ・ペンバー」をググるとシャイニングの例のあの画像が出てくるのすてき。
・オーサー一味のウーキーが地下鉄、警察の目の前で殺された 見たものは誰もいない “ゴブリンズ”のボスも別の場所で
・ベアーおやじのホテル全体もぬけのカラ オーサー、早くも悉くアッシュに先回りされている様子
・思ったよりアッシュについている人数は多い オーサーたまらず作戦変更
・どうみてもロールスの運転手には見えないが人選ミスでは(まだアレックスのほうが…笑)
・ウーキーの殺害現場検証。「こんなことは初めてです…今までのストリート・キッズのこぜりあいとはまるで次元が違う… ――手ぎわがあまりにあざやかすぎて…」
・「…どうやらアッシュはプッツンきちゃったらしいな」「今までの彼はディフェンス・オンリーだった ちょっかいを出すのはいつも相手のほうで彼は身にふる火の粉をはらうだけだ」「だが今度は違う はじめて彼のほうからしかけた 今までの彼のパターンじゃない」
・「ショーターを殺したことが引き金になってる―――そう思わないか?」
・ここなんか非常に大事なとこな気がする。これまではディフェンス一本だったのに、ついに引き返せない修羅の道にアッシュは踏み入ってしまったのか。
・「なぜアッシュはショーターを殺したりしたんだ!? あのアッシュが――親友を手にかけるなんて信じられない 何かよほどのわけがあるはずだ」
・シンはアッシュとゴルツィネ邸で初対面だったけど、ショーターからいろいろ聞いてたのかな。グループも別なのに「あのアッシュが――」っていうほどのある種の信用はあったわけだもんな。シンだけじゃなくて他のチャイニーズもまさか!って反応だったし。よっぽどアッシュとショーターは傍目にも仲がよかったんだろう…ショーターアアアア(発作)
・ショーターとシンの絡みみたかったなあ。
・自分とアッシュを同調しているような発言をするわりに第三者からアッシュと一緒にされるのは嫌なんだな月龍。なかなか複雑。あと隠密だけどサバイバルは苦手。
・ショーターの死の真相がわからない限りシンはボスとして落とし前をつけるためアッシュと戦うつもり。しかし勝算は「ないね(ナッシング)」「今のアッシュにかなうものなどいない」
・これ暗にオーサーもアッシュにかなわない(→アッシュが勝つ)と言ってるようなもんだよな。そこまで考えてないだろうけど。
・月龍のとこに華龍のお越し。ショーターが自業自得とかなんだとお。
・「――さあいよいよだ アッシュ きみがけっしてうしろを振り返らないように ぼくも2度と過去を振りむくまい」「もうあともどりはできないのだ」
・華龍にBFの本当の意味を話す月龍。アッシュと同様月龍は月龍で修羅の道に入るのか。やっぱ味方になる路線はないな。ここから本格的に敵キャラに移行するのか。
・チャーリー宅に居候中のマックスと伊部のもとに、頭の弱いピザ屋のガキ(笑)に変装したアッシュが。
・この巻、ほんといろんなアッシュがみれて楽しいなー
・脱税の証拠として“GOOSE”の二重帳簿(過去5年分)inピザ箱を持ってきた。“GOOSE”の事実上の窓口になっている弁護士の端末から失敬した。有能!
・裏金の流れを追えば上院議員殺しにつながるかもしれない。マックス、ジャーナリストの腕の見せ所。がんばれ父さん!
・伊部さんにも渡すものが。10日後のTOKYO行きのJAL航空券。
・ビザの期限切れごまかせるとかアッシュマルチだなあ。
・結構着々と英二(と伊部さん)を日本に帰す準備を進めているアッシュ…
・10日間なら別に外に出なくても全然余裕だな…笑 安全には代えられない。
・「…英二を説得できるのか?」「心配ないよ あいつはおとなしく日本へ帰るさ …オレがいやになるからさ
・マックスに対する「知らないほうがいい」といい、アッシュの覚悟が重いなあ。だからこそせめて出国当日までは英二を自分の手元に置きたいのかな。勿論チャーリーのとこがマークされてるから安全上無理っていうのが一番の理由だろうけど。
・「…だからあんたとももう会えない お別れだな伊部さん」「あんたが撮ったっていう英二の写真――見たかったな」
・「I’m sorry(ごめんよ)」「Why(なぜ)?」
・「しかたがない――こうするのがいちばんいいんだ あいつらのためにも…」「ああ――そうさ… オレだってわかってんだ でも――――いい子なのに」
・「あんないい子なのにな」
・伊部さああああああん
・男泣きかっこいい。
・大人組ほんと好き。
・空港で出国間際のゴルツィネのもとにアッシュが。「…座ってもいいかな?」「…いいとも」
・場所が場所だから実際に爆発はしないけどでも雰囲気は一触即発なこの空気いいわあ。
・「あわただしい出国だね? 今後帰ってこれるのはいつかな」 煽るねえ。だな?じゃなくだね?なアッシュのこの口調大好き。
・30万ドルのヒスイとロールスを返しに来た。(だがしかし5,000万ドルはいただく)
・「みごとな仕事だった…」
・この感服台詞好き。
・「以前はただあんたさえ倒せば自由になれると思っていた…――だがどうもそうではないらしい」「あんたらが何を企もうと オレは必ずじゃまさせてもらう」
・「…宣戦布告というわけか…」「ではわたしも帰国する時はヨーロッパから腕のいい剥製職人を連れてこよう」
・「剥製職人? なんのために?」「むろん剥製をつくる おまえだ」
・「戦争終結の暁に 寝室に飾る」
・もうゴルツィネめっちゃ好き。
・アッシュと英二、アッシュとマックスといった組み合わせとおんなじ意味で、では勿論ないけど、アッシュとゴルツィネの組み合わせも別枠でとてもツボにはまる。
・リンクスメンバー作戦会議中。TVのニュースも多発する不良少年グループの抗争について。死者はすでに12名。
・「うるさいな だれかTVを消せ」
・もともとコルシカ・マフィアをバックにしいたオーサーの恐怖政治は脆くあちこちで小競り合いが。
・「ヤツらに言え――あくまでオーサーとつるむつもりならボスはもとより主だったものはみなウーキーたちのようになると」
・「つぎの標的はこいつらだ…マンハッタンを出ていけばよし 逆らうようなら――」「殺せ」
・「殺せ(Kill)」をうっかり聞いてしまう英二
・「よそう 考えるのは」「決めたはずじゃないか――たとえ何があっても彼を信じようと…」
・中立を保っているグループふたつ(チャイニーズを除く)のうち、ダフィ・ホースはリンクス側につきそうだが、ブラック・サバスは動きが不明。ボスは多分黒人?のケイン・ブラッド
・「…きみはかんじんなことになると 何ひとつ話してくれないんだな」「ぼくはそんなに頼りないかい? もちろんきみの仲間みたいなわけにはいかないだろうけどさ」「―――べつに…そんなつもりじゃない」
・英二はわりと微笑みながら軽めに聞いてるけどアッシュは結構シリアスな顔してるなここ
・「ごめんよアッシュ きみがぼくの安全を考えてくれてるのはよくわかってんだ」「ただその――きみの仲間みたいにきみの手助けができないのがくやしくって…」
・「わかってるんだ」じゃなくて「わかってんだ」なのが、割と個人的に重要。
・しかし、子分に向かって「殺せ」って言ってるの聞いたのに、詳細は勿論わかってないながら「手助けできないのが悔しい」って出るのがすごい。何も言ってくれないことが不安ではあるけど、アッシュのことを信じるというベースは変わらないんだな…
・英二はゴルツィネのオフィスに出入りする人間を写真に撮っている。その中に気になる人物ウィリアム・キッパード。共和党上院議員でなんとアッシュのかつての顧客。フロリダに大きな牧場をお持ち。
・どういう流れでフロリダの牧場の話になんてなったんだそれ…
・写真をみたマックスはキッパードの隣のメガネの男に見覚えあり。
・「「無垢(イノセント)」ってヤツはヘタをすると銃より危険だからな」
・前に言いそびれた~って言ってたことといい、これなんかフラグっぽくていやだなあ。英二を人質にアッシュが――っていう展開がやっぱり今後あるのかなあ。
・「…だからフケるのさ父さん」「よけいなおせわだ くそったれ息子」
・あーーやっぱいいわこのふたり。ウィンストン親子最高。
・アッシュはブラック・サバスのたまり場へ。やっぱり黒人グループ。
・おめめ翡翠とかお嬢さんとか白雪姫とかめっちゃ言われるじゃん!
・白い奴隷を欲しがるアラブのゲイって、NYの黒人グループがなんでそんなとことコネクションあるんだ。
・「命が惜しかったらそいつから離れるんだ!!」「そいつはアッシュ・リンクスだぞ!」
・名前出ただけでざざっと人が飛びのくアッシュ。めっちゃ遠巻きにされている。
・「ひとりだ べつにケンカを売りにきたわけじゃない」 セリフもあいまってこのコマなんか好き。
・「信じられねぇ あのカワイ子ちゃんがか?」とか言われてるけどいやアッシュだいぶ眼光鋭いよ!
・メモ:カウンターテーブルに座るとボス感が出る。ケイン・ブラッド登場。
・「なるほどうわさどおりだ―――――はきだめに孔雀が舞いおりたようだぜ……」
・雄の孔雀はきれいだからな…アッシュが形容される動物がまた増えた。
・アッシュの要求:オーサーと今後こそ決着をつけるつもりなのでケインには見て見ぬふりをしてもらいたい。ダウン・タウンには手を出すな。
・ケインは自分と同類。他人に支配されるぐらいなら死んだほうがまし。
・たとえ実際がどうあれ、まあこう言っとけばケインは悪い気しないだろうな。さすがにうまい。
・イキって拳銃だしたケインの子分の指を吹っ飛ばすアッシュ
・ここアニメでは次元ばりの早撃ち演出でお願いします。
・ケインの眉間に正確に銃の狙いを定めるアッシュ
・「――すまなかったアッシュ――銃をおさめてくれ…2度とおまえに手出しはさせん――約束しよう」「おまえは礼をつくしひとりオレをたずねてきた 功をあせった愚か者は吹っ飛ばされた指を見るたびに自分のあさはかさを思い知るだろうぜ…」
・自分が眉間狙われてるってのもあるだろうけど、ここで無暗に「オレの部下に何さらすやっちまえ!」ってならないあたりが器を感じるケイン。
・「子分どもも当分うなされることだろう…――オーサーはともかくおまえを敵にまわすのはしんどそうだ」
・オーサーとアッシュの戦いには興味がないので仲間に実害ない限りケインは静観のかまえ。
・「白い肌や絹糸みたいな金髪を見てると理屈抜きで引き裂いてやりたくなる」って物騒な。しかしブラック・サバスの方々はなかなか繊細な表現を多用されますね。
・「生命(いのち)を大事にしなよベイビー その腕はマフィアにくれてやるには惜しいぜ」「オレもそう思うよ」「ハハ…口も達者だ…気に入ったぜ」
・ケインさんどっちかというと味方キャラフラグたってる!やったね!
・しかしこのケイン、個人的になんかめっちゃ「cv.三宅健太さん」で脳内再生される。アヴドゥルの影響かなあ?笑 個人的に今までの中でダントツに声のイメージが具体的。