すべてはプライベート・オピニオン

主に小説や漫画やアニメや映画についての覚書を不定期で放り投げます。基本ネタバレ注意。

アニメ BANANA FISH #6:マイ・ロスト・シティ(My Lost City)

アニメBANANA FISH 第6話鑑賞後メモです。

 

※アニメとの違いをはじめ、原作の話もがっつりするので、アニメ初見組はご注意ください。

 

 

 

 

※記憶を辿るため基本は時系列ですが、あ、そういえばといきなり話が飛ぶかもしれません。

 

【8/4(土)先行上映会@ノイタミナショップ&カフェシアター鑑賞後メモ】

・期待どおりオーマダーリンからはじまる第6話。すべてのはじまりである第1話と、第5話「死から朝へ」を受けての新たなはじまりである第6話がリンクして、もう初っ端早々にテンションあげあげ
・「THE・田舎」な背景すごい。こまかい
・オーマダーリンの回数が少ない以外はほぼほぼ原作ままのアッシュとマックスの会話。からかう年長者と思春期ムスコって感じでとてもかわいい。この2ショットほんとに尊い
内田雄馬氏の「うっせーなもう!」が最高です。
・ショーターの寝顔かっこかわいい 「ケツがいた~…」
・アッシュがかけてるのやっぱりショーターのサングラスだよね~!こういうこまかい「気心知れた仲」感の描写がほんと好き。
・あと単純に、シャツにサングラスひっかけるアレが好き~!笑
・「第6話はたぶん動きそんなに無いし作画は一休み回になるかも?」とかみるまえは予防線はってたけど、ふたを開けてみればアバンから超絶作画でちょっと慄く。あちこちが満遍なくきれいすぎないか。
・のどかな田舎感がほっとする…背景だけじゃなく音もちゃんと田舎で芸が細かい…海鳥の鳴き声…
・若者全員タンクトップの原作と違って、アニメはまだ春め? アニメは時間展開はやそうだもんなあ
・伊部さんが写真撮ってるの、こういうこまかいところがアニメのいい補完だな~って思う。カメラマンだもんね。
・グループからちょっとはずれてひとり物思いに沈んでいるアッシュの横顔でアバン終了→OP
・わ~~ほんと洋画に出てくる田舎のさびれたバーだ…
・ジェニファ!想像してたのとはだいぶ違う系統の声で来たな!?ってちょっとびっくりする。わりと色っぽい感じのイメージだったんだけど真逆! 第一印象がなぜか「幼女…?」だった
・店のBGMが控えな音量でちょうどよく、なおかつ超リアルにありそうな感じですごくいい
・「このあばずれが!」「おまえがたらしこんだのか?」「お前の情夫か? おいあんた…オレの息子と寝るのはかまわんがちゃんとカネを払えよ」 すごい…これ全部そのまま言った。これまではわりとそういう系の音声描写は削除される傾向にある?って感じてたからカットかマイルドになるかと思ったら。ケープ・コッド編をすごく大事に丁寧に扱ってくれてるのをこの時点ですでにびしばし肌に感じる。
・首回りがあいてて傷の手当跡がちらちらみえるアッシュ色っぽい…
・マックスの「それが自分の息子に言うセリフか!? もっぺん言ってみろ!」が結構な勢い 男気と言うか父親気?に惚れる
・アッシュが床踏みしめる音、ほんとに昔からの酒場の古い木板って感じで地味に好き
・ジムパパと会話するとほんとにジェニファが気弱?とは違うけどなんか幼いというか純朴さ?なのかなこれは。脳内イメージとあまりに違ったのでちょっと動揺したけど、嫌とかじゃなくてなんかするめ的な魅力というか聞けば聞くほどクセになりそうこの御声 「あんた」も「あなた」になってたし、なんというかすごく声に品を感じる
・グリフと母親違いの兄弟であること、アッシュの母親、幼少期の住み分け事情について、アッシュの説明部分もほぼ原作まま。なんか第6話はすごく丁寧に原作をなぞってくれてるなあ。尺を贅沢に使ってくれている…ありがとうありがとう…
・予告のショーターと英二のカットはここだったか。わりと深刻めな表情だったから例の過去話聞いた後かと思ってたけど、帰省した息子に対するあの親父の態度を目の当りにすれば充分この表情になるか。あとよく考えたら背景的に全然まだ朝か昼かだったからそりゃ過去話の後のシーンではないわ。洞察が足りないぜ。
・アッシュとジェニファの会話が尊すぎる。毎話毎話恒例、内田雄馬氏を拝み倒すターンがさっそくやってまいりました。
・「サンキュ 助かるよ」「あんたはやさしいね…」もすんばらしいんだけど、個人的ベストは「わかったよ ごめん」です。内田雄馬氏ほんとすごい。すごすぎて最近もうフルネームでしかお名前呼べない。
・なにがすごいって、第5話冒頭みたいな猫かぶりで作った優しげな声と、ここの会話のほんとに心からの穏やかな声というのがちゃんと全然違うところ。どっちも声優さんの「演技」には変わりないのに、キャラの「演技」の声とそうじゃない声が一目(耳?)瞭然なところ。
・ジェニファ垂れ目気味でかわいい。しかしほんとに素朴な声というか、田舎的でも都会的でもあるというか、一体リアルではどこにこんな声の持ち主が住んでいるのか??(混乱)
・ネズミにびっくりする英二も原作どおり。原作「きゃああああっ」、アニメ「ひゃあああああ」って感じ笑
・伊部さんが手紙の束に気付いてしゃべってるときの英二のミニキャラ風の顔がとてもかわいかった
・「たぶん兄きの部屋に」のアッシュがまあきれいなかんばせで絶妙なダウナー感
・幼い頃のグリフとアッシュの写真―――!!オリジナルでこういうの入るのほんと好き!!アニメありがとう!!!!
・しかしこのアッシュかわいすぎないか…やっぱりちょっと髪長めな子なのね。かわいいかわいいかわいいいいいいい
・同じユニフォーム着てるってのがもう…ただ「暇だったからちょいと見に来た」とかじゃないやん?がっつり全力で年の離れた小さい弟の試合応援してくれるお兄ちゃんじゃん…これは相当のかわいがりぶりです超絶仲いい兄弟です。
・エイブラハムの写真はマックスが確認促した原作とちょっと違って、英二とショーターが自主的にサクッと発見。ここ、言ってもそんなに発言は無いとはいえ一応丸く輪になってる場に参加してる原作と違って、アニメはアッシュが他の四人とはちょっと距離離れてて、「グリフィンを撃った男」の話をしてるのにほぼ無反応というか、会話に参加しないのがちょっと…?と一瞬違和感覚えかけたけど、直後アッシュがグリフとの写真をもとの場所に戻すカットがまた映った瞬間、光の速さで考えを改めた。私が浅慮でした。
・ここほんとに個人的に超重要だと思うんだけど、グリフィンを殺した憎い男への恨みや復讐心より、幼く幸せだった頃のグリフィンとの思い出を振り返って兄を悼む気持ちのほうが、今この瞬間のアッシュにとって、ずっとずっと大事で優先されることなんだってことだと思う…
・これで連鎖的になんか思いだすのは、原作単行本第6巻例のあの事件の後、月龍がエイブラハムに「今のアッシュは悪鬼そのもの 狂ったようにあんたをさがしまわってる」って言ってたけど、現実のアッシュとはズレがあって、実際の彼は英二を助けて逃がし、その後はショーターを探すことを目的に動いていたのであって、決して復讐第一でそれを目的に屋敷中を暴れまわっていたわけではなかったというところ。ここ、外野がみる&理想を投影する「アッシュ」像と、現実のアッシュとのギャップがよくあらわれているワンシーンな気がする。個人的解釈にすぎないけど、外野の「アッシュ」像に反して現実のアッシュが「そう」であるからこそ、私はほんとにアッシュが好き。
・このグリフとの写真も、大事な数少ない?幼い頃の兄との思い出の写真が、よりによって「野球」のユニフォーム着てるとことかアニメスタッフほんとに罪深いことするなって思ったけど、ここのアッシュの心情的にやっぱり過去の悲惨な出来事の記憶<<<グリフを思い返し慕う気持ち、なんじゃないかな…
・第3話で「俺は兄貴に育ててもらった 兄貴がいなきゃ飢え死にしてた」って台詞があったけど、グリフが戦争に行ってアッシュのもとを離れたのは5歳か6歳という割とはやい時期で、それからはさすがに父親と一緒に暮らしてたんだろうから、この「飢え死に」というのは物理的にというよりは、精神的な意味合いが強いんじゃないかと勝手に思ってる。ここまでの人生でアッシュの身に起こったさまざまな出来事のわりに、アッシュがここまでまっすぐというか純度の高い精神性を打ち砕かれずにきたのは、グリフが幼いアッシュに与えた基盤のおかげが大きいのではないかと。グリフはある意味アッシュのそばにいない時期の方が、かえってよりアッシュをアッシュたらしめることを支えていたのかもしれない。
・恨みや復讐より愛を優先するアッシュ、今後の展開踏まえるともうなおのこと一層胸にささる。アニメオリジナルシーンでよくぞこの演出やってくださったという気持ち。(単にこっちで勝手に深読みしてるだけかもしれないけど…笑)
スマホで「エイブラハム・ドースン」を検索するアッシュ!!笑 なんか久しぶりに「あ、そうだ現代だった」って思いだしたかも笑
・しかし第6話はなんかほんとうに丁寧に原作ままって気がする…これまでの話数に比べて台詞のカットや入れ替え、シーンの改変がほとんど無い印象…
・「タコぼーず」→「ディノのじじい」 そういやアニメでゴルツィネのこと「タコ」って呼んだことあるっけ?無い?
・「足腰立たねえんならついてくんなよ!」「じじいふたりはベッドで寝りゃあいいだろ! 英二手伝え!」がそのままでとてもうれしい笑 言葉はきついけどちゃんと年長者にベッド譲るの、根のいい子感が滲み出ててもうすごく好きw 内田雄馬さんの演技も、若者ならではって感じにいらいらしてる演技ではあるんだけど、聞いてるこっちがつられて嫌な気持ちになったりはしない、絶妙なフラストレーション表現がうまい。
・「いいところだね」「何もないところさ いつも風が強い」「…きらいなの?」「考えたこともない」 もう完璧。なにも言うことない。よくぞ原作を大事に、さらに情感豊かに演出してくださったという感じ。なんてきれいな夕陽なんだろう… 
・英二視点のアッシュの横顔がまたほんとにきれいというか、きれいなんだけどただそれだけじゃない哀愁というか、得も言われぬ魅力に溢れていて、こういう目線でアッシュをみつめている英二の感情に思いを馳せると、英二はこのシーンでまた更に、もう一段階大きくアッシュという人間に惹かれたのかもと思った。
・夜が明けて翌朝。原作だと全然気にしなかったけど、アニメで音がつくとアッシュの銃の練習ほんっとうるせーな!wwって思った笑 あれは起きるわ
・ここからはじまるBGMがほんとよくて、これが「ケープ・コッド」ってタイトルの劇伴かな? なんかTwitterでちらっとみかけたけど。
・原作は気にならなかったけど第二弾。的にしてるビンにたっぷりなみなみお酒入ったままでもったいない!っ
て思っちゃった笑 酒場やってる父親への嫌がらせか!
・英二の「タフだな~~」は好きな台詞だからうれしい。原作と違ってがっつり口に出してた笑
・「撃たしてやるよ 撃ちたきゃ」が、なんか原作より気安いというか親しみがあるというか、同年代の少年どうしのやりとり感がより強く出てた。なんでだろうと思って原作読み返したら、原作は視線をあくまで的に向けたままだったけど、アニメだと英二の方振り返りながら言ってたからだって気づいた。(声優さんの声がついてる違いもあると思うけど。)なるほどなるほど
・アッシュの腰ほっそ なんかめっちゃセクシー笑な立ち方してた気がする
・「この距離なら風の抵抗は考えなくていい」はじめ、この辺のアッシュのアドバイスが想像よりめっちゃ親身な声で丁寧で、なんでもいいけどすごく良い指導員さんになりそうだと思った笑
・あーー!「おじょうず」じゃなくてルビの「グレイト」のほうが採用だったかーー!アメリカ人だしその方がキャラに沿ってるかもしれないけど、でも内田雄馬氏の声帯で「おじょうず」って言って欲しかったナー!
・伊部さんが2人のもとへ。英二仕様の的との距離が想像以上に近くて、自然と「近wwww」って脳内ツッコミがさく裂する。「すごく近い」って原作の手書き文字をちゃんとこんなに面白くしかし雰囲気を壊さない演出でちゃんと再現してくださって、ほんとにアニメありがたやありがたや…
・「きみと彼とはあまりにも違いすぎる 育った環境も」 ここアニメで見るまでそんなに気にしてなかったけど、ケープ・コッドに戻ってきた今、アッシュにとってはこれをN・Yで言われる以上に、なかなか刺さるものがあるかもしれない…
・「オレたちの国では自分の身を守るために銃をもつ習慣は無いんだ!」って伊部さんの台詞の直後に、英二が撃ち逃した最後の的をアッシュが撃ち抜く演出、とてもよかった。
・車の修理をするマックスいい男ぶり さらっと「ロスまでバッテリーがもたない」って台詞で説明入れるのうまいなー
・「しけたツラだな~~」 こういう台詞がほんとおじょうず平田さん
・伊部さんが英二をアメリカに連れてきた理由をマックスに語るシーンはここに前倒し。原作どおりゴルツィネの追っ手がやってきた描写の後だと、原作はいいけどアニメの時間の流れの中では緊張感の波がおかしなことになっちゃうもんな
・表情は違うけど、Fly Boy in the skyで伊部さんが撮った写真を彷彿とさせる棒高跳び中の英二のカットかっこいーー!
・伊部さんの語りの背後にアッシュショーター英二の食事風景がはさみこまれる…尊い
・「ひっさらってきた」とか「オレはもう1度あいつを跳ばしてやりたい そのためならなんだってしてやりたいんだ」とか、音声で改めて聞くと伊部さんから英二に対する感情もなかなかに強烈だなあと感じる…
・指で空に向かって写真の画枠をつくるのとてもおしゃれ
・「おまえは彼になりたかったんだ」「愛しくて愛しくて憎い――オレのアマデウス!」 ここ、絶妙なからかいを含めて平田さんがとてもいい演技をしてくださってる…!
・「ロスに着いたら日本へ帰るよ」「しかたないな…でもそれがほんとうに英二のためかな」 この辺一連の会話と最後の2人の背中のカットがもうほんとうに大人組ならではのいい味を出している…好き…
・あー…いよいよアッシュの過去のいきさつが語られるシーンが… (近所の野球帰りの人々はカット)
・「コーヒーごちそうさま」 ちゃんとお礼が言える子アッシュ
・野島さん英二の「あんな言い方ってないじゃないか!」がとてもよかった すなおな憤りが声にあらわれてた
・アッシュの幼少期、ジム父の語りはほぼ原作まま 朝鮮戦争アフガニスタンになって若干の台詞カットがあるぐらい
・ここほんとにジム父の声優さんがうまかった 心に染み入る演技ですごく聞き入ってしまった 上映会終わった後、一番「早く聞き直したい 繰り返し聞きたい」って思ったのはここかもしれない
・幼いアッシュの画もほぼ原作ままなんだけど、1カット、「ただでっけえ目ェあけてオレたちのやりとりをきいていやがった」で、その台詞どおりの見開いた目のアップが追加で差し込まれて、もうここほんとだめだと思った。この出来事がどれだけ悲惨でむごいことだったのか、がんがんたたきつけられる。この行為そのものも勿論そうなんだけど、それ以上に「ほんとうに彼だったのか」「おまえが誘ったんじゃないのか」がきつい。信じられない。
・ジム父のコップを持つ手が震えているカットと、そのコップをテーブルにたたきつける描写、アニメオリジナルだけどこれもとてもよかった。この父親はアッシュにとって決して最高の父親ではないけれど、だからといって最悪の父親というわけでもなくて、だからこそのこの第6話のラストシーンに繋がるんだということについて、とても効果的に説得力を持たせてたと思う。
・アッシュが撃ち殺した監督、原作よりだいぶ血まみれだった。原作は一発のイメージだけど、アニメはこれ銃に装填されてた弾全弾撃ち込んでると思う…
・事件の新聞記事のカットも追加されてたけど、あれ??お前猛獣ブルでは!?!?!(第6話イチの動揺)
・え、別記事…ってことでいいのかな?これが監督じゃないよね? だってあまりにも瓜二つすぎるし、これはどうみても町の名士にも子供に慕われる野球チームの監督にもみえない!青髭でもないし!(いや、あだ名の由来が文字通りの青髭とは限らないけど…笑)
・ジム父の話をきいた後の四人、後ろ姿の影だけが映るカット、これも原作ままで大変よかった。ほんと第6話は原作再現というかリスペクト度が、元からそもそもかなり水準高いのに、更に相対的にめちゃくちゃ高く感じる。
・ここで「だけどそんなつらい思いをして…それでもぜったい折れないんだもんな」「アッシュは強いなあ…」ってこぼして夜空を見上げる英二、この前にマックスと伊部さんの会話で棒高跳びとスランプの話題が出たばかりなだけに、英二がその自分の現状とアッシュの強さとを比べ合わせて、だからこそしみじみと感嘆しているように見えた…
・原作をとおしで読んでるとあまりの強烈さゆえにどうしてもアッシュ→英二の感情とその変遷に思いを馳せがちなんだけど、英二→アッシュにもちゃんと改めて目を向けてみるに、初期序盤はむしろ英二→アッシュの感情が育っていく方が先と言うか、さっきの日没のシーンでアッシュの横顔をみつめる英二しかり、英二がどんどんアッシュに惹かれていく側面のほうがよくみえる気がするなあ。これは新発見。
・アニメでみるとなかなかの早速加減でやてくるゴルツィネの追っ手。「まあそう言わないで…」がなかなかいい味出してる。
・アッシュを捜しに出る英二とショーターのやりとりがとても良い。とても好き。なんだかんだ結構ショーターと英二が一緒にいるシーンが多い。ショーターとアッシュのシーンより実は多いのでは?
・虫の音 こういう環境音大好き
・「あんなこと言っててもやっぱり親子だもの」って台詞が結構好き。でもあきらかにアッシュの様子おかしいから声かけちゃだめ英二君!笑
・「どちくしょうめ!地獄におちやがれ!!」 割れた窓左手でばんて開けて窓枠飛び越えて中に入る…投降してるとこなのに内田雄馬氏の演技もあってめっちゃかっこいい
・「親孝行な息子を持って幸せだなおやじさん」のときのジム父の表情にぐっとくる
・両腕折るんじゃなくて手錠にマイルド化
・マックスおじさんの冴えた作戦
・ここのアッシュの蹴りかっこいい!
・ジェニファあ…倒れる姿とアッシュの表情がスローモーションで… こういうシーン、このアニメはほんとじっくり克明に描写していくなあ

・しかしここの発砲したディノの手下には、現時点未登場キャラのこの言葉を贈りたい。??「何ではずすんだあの距離で!」
・ジム父の、相手の銃を持つ腕をおさえる動作もなかなかのものを感じる
内田雄馬氏の「父さん!!」 最高です のちのウィンストン氏にまで思いを馳せてしまう…
・原作中期~後期を考えると、ここでアッシュが背後の敵の気配に気づかないって相当だなあ。父親に対する感情は相当複雑なものとはいえやはり大きなもので、また根っこのところはごくシンプルなのかもしれない。
・「見るなよ英二 おまえ向きじゃない」ってショーターの兄貴感半端ない… 「ここで待ってろ」って言ったのに普通についてきてる英二君笑に対しての第一声がこれっていうのがなおさらかっこいいんだショーターは
・英二の動揺する顔がとてもよかった。原作より英二の衝撃度高め。
・近所の人がスマホ肌身離さずってタイプじゃなくてよかった…その場で電話されたらごまかせなかったよ!笑
・父さん!指紋のふき取り方ざっっつ!それじゃまだ残ってるよ!(画面外でちゃんと拭いてて最後のひとさすりだったということにしておこう)
・ここのジム父とアッシュの会話もほんと丁寧 台詞のカットはあれどアッシュの表情をほんと丁寧に描いてくれてる…
・「行こうアッシュ」でアッシュの肩に置かれるマックスの手になんかすごく感動した
・ここの英二の「アッシュ!」って呼びかけがなんかこれまでより低めでかすれてて?めっちゃ男の子って感じにかっこよくてなんかすごい好きだった。すごく聞き直したい。
・「死ぬなよクソおやじ!!」 原作では「こんちくしょ――っ!!」のとこで涙溢れてたけど、アニメでは父親の前ですでにきらりと涙が光る ここなんかふりかえる髪の豊かななびき方といいこの涙の光といい、ファーストインプレッション、誰かとお別れするシーンの女子高生ヒロインみたいだな…って思っちゃった
・「こんちくしょ――っ!!」のとこの表情、めっちゃ原作再現度高くない!?ってびっくりした キャラデザ全然違うのにすごい被って見えた
・ここの「アッシュ!」って英二の声がさっきのに引き続きやっぱりちょっと低めで男の子らしくかっこよくておーーこれこれ!ってまたテンションあがった
・手を差し伸べるショーター、手を取るアッシュはナイスオリジナル!
・トラックがもうそこそこ速度のってるからか、荷台に肩?から突っ込んだのは痛い!ってなった…笑
・言うほどでもない若干の違和感としてはここのマックスの表情かな…ちょっとニヤリと前向きすぎな表情というか、ゆうても人がひとり死んで逃走するとこでっせ!?という (まあここBGMもアッシュとジム父の和解?にフォーカスしてそんな暗くないし、ほんとに言うほどでもないささいなとこ)
・最後のアッシュの叫び、原作だと「くそったれーっっ!!」だけど上映会だと不思議に全然聞き取れなくて、「あ゛あ゛――!!」か「…っtれえーっっ!!」ぐらいにしか聞こえなかったので配信で要確認ポイント
・李とゴルツィネさん ヨーロッパのヘロイン市場とか、アッシュ達のシーンに比べてそぎ落とされてる台詞は比率高めながら、この辺も結構忠実な流れっぽい
・ここやけに二人の間の奥の壁の絵画が存在感出してくるなと思ったアップで抜かれたり。なんか状況も合わせて、「呉越同舟」って言葉が自然と脳裏に浮かぶ画だった。なにか元ネタのある絵なのかな?中国絵画っていうか思いっきり西洋絵画にみえたけど…たぶんゴルツィネ側の屋敷だし。西洋にも「呉越同舟」と同じ意味の古い言い回しとかあったりするかな?
・ふたたび特殊エンディング 曲の入りを尺に合わせてずらした感じだけど、この曲が入るだけでもうほんとおしゃれ Prayer X最高
・原作で読んだとき特に気にしてなかったけど、「ユエルン」と聞いて即「“月の龍”ですか…」って出てくるパッパ、なかなかに中国語に精通してる?
・アッシュの「道間違えたんじゃねーの」の声がまた一段階気安いというかやわらかくなってて良き しかしほんとに赤パーカーが似合う かわいい
・一週間の旅路をマップで追う背景おっしゃれー!その一週間の5人の日々の詳細がぜひ知りたい
・ショーターのけしからん服のはだけ方 両肩とかいったいどんな流れでそんなことになったのか
・このEDの流れにはさすがにニワトリはぶっこめない 脳内補完するからだいじょーぶだいじょーぶ!
・明かりの光が見えないうちから近づいてくる管理人?に気付いて「ほんと猫みたい…」って言われるアッシュも惜しかったけど、これもEDの流れ上しゃーない。トラックのミラーに反射する光もなかなか印象的でよい改変だったと思う
・「ここぉ!?」のアッシュとマックスの表情が大変かわいい その前の自然とマックスの隣まで歩いてきて並ぶアッシュも激烈かわいい やっぱりこの2ショット好きだーー
・ラストは夢見た通りって感じのロスの夜景!!ほんと原作に忠実な構図のラストカットで感動した! 古川ショーターさんの演技がまたいい味を出している。

 

【8/9(木)1:55- Amazonプライム配信→再視聴後随時更新メモ(気が向いた時に増える)】

・EDでキャストさん見直して分かった衝撃:ジェニファって釘宮さんだったの!?全然気づかなかったびっくり…!